by 還暦小僧
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『吉野弘さんの祝婚歌』 先日、NHKでこの詩を紹介していました。
結婚式に朗読されることが多いとか。 吉野さんは、この詩には著作権などありません、と語ったそうです。 『民謡と同じなんですよ、みなさんが好んで歌うのであれば民謡であって、 民謡には著作権なんてないですよ!』 二人が睦まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持ちしないことだと 気付いているほうがいい 完璧をめざなないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい 二人のうちどちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には 色目を使わず ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で風にふかれながら 生きているなつかしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい 小僧の年齢なると、なんだかほのぼのとして、わかりますねこの詩。 ただし、小僧の場合は祝婚ではなく、我が宿根でありまして、 語らう相手は自分自身、つまり還暦を過ぎた自分の人生です。 著作権に気をつかわないで済みますので、詩を捻じ曲げます。 還暦後の自分を追い込まないためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派であろうとした自分は 還暦までで十分だ 立派であろうとすることは 世間を気にしていることだと 気付いたんだから 完璧をめざなないほうがいい いまさら完璧なんてなんの役にも立たないと うそぶいているほうがいい 生活者である自分自身も、人生の有り様も ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい 人から非難されることがあっても 非難できる資格があいつにはないのだからと 思ったりしないほうがいい いやぁごもっともと うなずいていればよい そんな自分が 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい 立派でありたいとか 正しくありたいとか もう少しもてたいとかいう 無理な緊張には 色目を使わず ゆったりゆたかに 光を浴びているほうがいい 健康で風にふかれながら 生きているなつかしさに ふと胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか わかっている還暦小僧でいたい
by nitamasa714
| 2014-02-05 22:55
| バンコク哲学の道
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