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今、日本では天候不順というありきたりの言葉では言い表せないような状態なのですね。
これまで経験したことのないような降水量というのですから、災害にあわれた方、 災害にあわないまでも体調をくずしてしまった方、お見舞い申し上げます。 みなさま、用心に用心を重ねてお気をつけてください。 さて金曜日の今日、机が一台だけの我が工場事務所で、うとうとし出す気配を感じまして、 (自分で感じるところがエライ!)事務いすから休憩いすへ移動しました。(その気ですワ!) ところが、席を移動するときに、ふと思っちゃった言葉がありまして、なかなか眠付けません。 当然ながら、眠ってはいけないのですが、言葉が遊んでおります。 それが「七曲り」。へそ曲がりの小僧が思いつく言葉ですから、どのように曲がっても かまわないのですが、なぜか七曲り。 突然思いつくと言えば、どこか詩的な感じがしないでもないのですが、昼寝前の小僧の場合は 『今日の仕事は一日一善、ごはんも一膳』という暮しの信条はハ長調で好きにやっていますので、 要はマンネリ生活が長いのでしょう・・・・記憶の中から次なる遊びを自動的に選んでいる、どうやら そのようなことだと解釈するのが正しいようです。 しかし、なんでかなぁ七曲り、という疑問は残ります。「箱根七曲り」の名称が頭に浮かびます。 箱根に限らず吉野山にも桜観賞に出かけるときの七曲りがあるのですよね。 待てよ、おそらく全国津々浦々に七曲りと名のつくところはあるでしょうし・・・・。 身近にあった七曲がりを追っかけみますと、あれは高校1年生時分ではなかったでしょうか。 高校同級の気の合う3人組で六甲山縦走に出かけたときなんです。山岳部の楢本勉さんに 連れられてトランペット吹きのHさんとハワイアンギターひきの小僧が・・・登って降りるだけに しておけばこのような記憶も残らなかったのですが、六甲連山を縦断しましたね。 ハイキングならば経験もあるのですが、小僧にとってはエベレスト登山とも思える初登山。 たしか夏のこととはいえ、山上は寒いので毛布持参(1泊しますので)、テントの中での 飯のうまかったこと・・・・、は、さておき、意気揚々と登っていたのははじめの内で、 行けども登れども、いつまでも目の前に山があります。 楢本いわく、『もうちょっとや、ほら行くで』『山頂はまもなくや、ほら行くで』 『七曲り、言うてな、斜め斜めに登って行くので・・・・あと少しや』 いまはっきりと思い出しました。七曲りというのは言葉であって、実際は際限なく 曲がり重なっている道なのです。山頂がどうであったなんてことは記憶には残らず、 ナナマガリ呪縛が記憶の底に残っていました。 呪縛の言葉がよみがえるのは、・・・疲れているのか、生活が惰性化しているのか。 いずれにしろ、ハ長調4拍子からト短調337拍子(よくわかりませんが)への変化が 訪れる証なのです・・・・・・、なわけはなく、少しまじめに今を考えてみました。 仮に自分の人生に七曲りがあるとして、今なら幾つまで数えられるだろうか。 最初の一曲り、 まさに、高校生時代が大きな転換期になりました。委細は個人的なので語りませんが。 思春期の日向と日陰を経験しました。 次の二曲り、 就職と結婚でしょうか。仙台での10年間の暮しは心地よい山登りでした。 三曲り、 大阪への転勤で、営業企画や生産管理の下働き・・・、これは業務経験、人的交流で 大いに役立ちましたが、山頂の見えない山登りでして、上司が『もうちょっとや』と 楢本勉に見えました! よく働いた時期でした。 四曲り、 顧客や仕入先のみなさんに『もうちょっとで山頂です』と言う立場になりましてからは、 スキップこそしませんが、重い荷物を皆さんと分け合って・・・軽い荷物を受け持って いた・・・・わけはないのですが、自分でブッシュを掻き分け山頂を目指していましたね。 五曲り、 不整脈、胃潰瘍は当然の報いですが、それにしても七坂七曲りの厳しい登り勾配は こたえました。リタイヤリタイヤ、登山は止めて、丘に向かうことにしました。 六曲り、 バンコクで10年暮らす、と大見得の移住です。家族は『もうちょっとで山頂だから』なんて 優しくだましてはくれませんで、しっかり10年働きや! と厳しいエールがこだまします。 そうすると、七曲りは・・・、 そうなんだ! 夢想のように思いついた七曲り。これはバンコクの次の暮らしをどうするのか、 そろそろ考えんとアカンで、との潜在意識のなせる当たり前だのクラッカーなんだ! そこまで行き着いたときに、電話がなりました。 『サワデー カップ、 明日はどようびでっしゃろ。飲みに行きましょ 』 アチャコさんではありませんか。 「行きましょ。例のところで6時に」 とエンタツ小僧。 このように枝葉の曲がりがいっぱいありますので、実に長い距離を登ったり降りたりしてきました。 直線であれば10年もかからないところを、60年かけて暮らしてきた小僧は、・・・・ 愉快なのです。 皆さんの七曲りはいかがですか。愉快でしたよね。 「もうすぐですよ、山頂は・・・・。」
by nitamasa714
| 2012-07-21 00:33
| バンコク哲学の道
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