古い話で恐縮です。ひと昔ほど前になりますが、バンコクに『キッチンりょーた』なる
筋肉質のオーナー兼板前さんが客をもてなす、『時々レストラン』がありました。
この板さん、バンコクで2年ほど修行した後、中国料理の研究が目的で中国を2か所
渡り歩き、日本経由で現在はクアラルンプールでマレーシア料理に励んでいるご仁です。
おそらくはご本人の中ではアジアン料理が完成しているものと思われますが、一向に店を
開く様子もありません。考察するにかの板さんの料理目的は、自宅にて腕をふるって
女房殿との夫婦円満を図ることではなかろうか、なんて思っちゃうんです。
家庭の幸福を願う彼のことを『偉い』とも思いますし『エライ目してる』とも思いますな。
わたくしこと小僧のことを省みれば『エライ目をしている』あたりは同じなので、板さん
の気持ちがよくわかります。
さて、そのクアラルンプールの板さんが、今日の土曜日より月曜までの2泊3日の旅行で
タイへやってきます。4日ほど前に「行こうと思いますが、小僧さんのご都合はいかが』
こちとら「ご都合はなんとでも都合できまんがな」で、久しぶりに会うこととなりました。
このような旅を弾丸ツアーと呼びますねん。
この板さんの同期メンバーを知っていますが、思い立ったらすぐ動く人たちばかり。
まさに弾丸世代です。しかし、簡単に弾丸世代と決めつけるのもいかがなもんか、
と思いまして、様々に考察した結果を発表します。
彼らの世代は昨年一昨年あたりに還暦を迎えています。前後3年はと言えば今年は戌、
去年は酉、そして一昨年が猿。イヌ、トリ、サルがいるのは・・、桃太郎のお伴ですよね。
鬼が島で鬼退治するみなさんです。イヌ、トリ、サルが鬼退治した因果が戌酉猿歳生まれ
に応報し。今や『鬼嫁」に頭が上がらぬ世代に生まれ変わったとする社会学的な考察結果
が出ましたが、いかがなもんじゃ。