by 還暦小僧
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10日の夜に東京に戻りました。正確に言えば、バンコクを発ち、初めて足を踏み入れる東京の我が家を目指して無事帰り着きました。
この新しい我が家は女房と息子が見立てた中古マンションです。所は、地下鉄丸の内線の方南町という駅の近くにありまして、ここが東京なのかなあ・・・と思うような・・・老人が多く、近所を行き交う人が挨拶を交わしているような穏やかな場所です。 到着翌朝、早速近辺を散歩しましたが、確かに老人が多くおられ、2世代3世代にかけてテオニー(このあたり)に住まわれておられるような雰囲気です。土地になじんだ方々のようです。 すれ違う老人の方々と目で挨拶しておりましたが、おそらくあちらも『新しい老人が増えたな』と思いつつの挨拶だったのではないでしょうか。 いたしかたないなあ。。 当然のことながら、こじんまりした3階建てマンションの小さな我が家です。夫婦二人で暮らすには、ちょうどいいサイズかな・・・と思いつつも、考えてみれば、さらに8年はバンコクで暮らすわたしにとって、ここは避暑地でありましょうか。 そう言えば、部屋の荷物は女房と息子と娘の物はありましたが、わたしの物はなかった。 ところで昨日のことですが、所用で都心まで出かけたときに感じたことがあります。 ・暑いはずだけれど、毛穴が開ききっているためなのか、暑さを感じない。 →いよいよ、タイ人に近づいたのか。 トイレの鏡に写ったわたしは日焼けしたおっさんであった。 ・地下鉄のエスカレーターのスピードがやたら遅い。 →バンコクのエスカレーターでは、エスカレーター上を歩く人はまずいないが、 ここ東京のエスカレーターはスピードが遅いためなのか、 その上を早足で歩く日本人が多い。 どちらが機能的なのか・・・? わからない。 ・地下鉄の中で携帯電話をかけている人がいない。 →バンコクのモノレールや地下鉄では、やたらと電話している人がいる。 かく申すわたしも、最初は遠慮したが、今ではかかってきた電話は堂々と会話している。 これって、結構便利なんですよね。 ・駅員さんに質問をすると親切に教えてくれる。 →いかにも田舎からやってきたと見えるわたしだけに優しいのではないでしょうが、 ほんとうに親切丁寧です。 確かに、バンコクではタイ語の理解力がいまいちなので、丁寧に教えてもらっても わからないのでしょうがない。 ・杉並区役所では職員の方が懇切丁寧な応対をしてくれた。 ・免許証の住所変更に必要な写真サイズは厳正な寸法を要求された。 →公共の仕事に従事されているので、こちらの要求に丁寧に対応してくれますが、 決め事はきちっとされていた。バンコクの出国管理事務所では規定の倍ほどの サイズの写真を提出したが、何にも言わずに受理された。 しかしなんですね、この感想文を読んでみれば「半分浦島太郎」であることは明々白々。。 しばらくは、バンコク便りをお休みします。
by nitamasa714
| 2007-06-13 08:27
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